

本記事の内容
・脱毛をするのに回数が必要な理由
・脱毛の施術回数が多くなってしまうやってはいけない事
・施術回数を少なく脱毛をする方法
今回は脱毛の施術回数についてわかりやすく解説していきます。
本記事を読み終えるころには、なぜ何度も施術をうけなければいけないのか、施術回数を少なく脱毛する方法などについて知る事ができますよ。

前置きが長くなってしまいましたが、それではさっそく本題へいきましょう。
脱毛をするのに回数が必要な理由
脱毛を成功させるために何度も通う理由は下記の3つです。
脱毛に回数が必要な理由
・成長期の毛にしか効果がない
・脱毛機器の出力により効果が違う
・効果が高い部位と少ない部位がある
一つずつ解説していきます。
成長期の毛にしか効果がない
脱毛は毛根を焼いて脱毛効果が得られるのですが、成長している毛にしか熱を与える事ができません。
クリニック・サロンで扱っている脱毛機器のほとんどが、成長している毛のメラニン色素に反応させて照射しているからです。
メラニン色素は成長期の毛が一番濃い状態なので、全ての毛が成長期の状態で施術出来れば一回の施術でほとんど脱毛できます。
ですが、毛周期というものがあり、全体の毛の約20〜30%だけが成長期の状態なので、一回の施術で約20〜30%のにしか脱毛効果を得る事が出来ないのです。
その為、どれだけ毛が成長期のタイミングに合わせても最低3回〜5回は施術をする必要があります。
毛周期の詳細については下記の記事で見る事ができますよ。
>>毛周期とは
脱毛機器の出力により効果が違う
クリニック・サロンで扱っている脱毛機器により、一回の効果が違います。
クリニックでは医師が在籍している為、出力の大きい機器が使用できるので効果が大きく回数が少なくなります。
脱毛サロンは医療機関では無い為、出力の少ない機器を使用することになります。
その為一回の効果が少なくなり必要回数が増えてしまいます。
部位にもよりますが、脱毛クリニックでは平均5回〜8回 脱毛サロンでは平均12回〜18回の施術が必要です。
脱毛機器により約2倍の回数変化があることになります。
効果が高い部位と少ない部位がある
脱毛は、毛が濃い部分に効果が高く、毛が薄い部分には効果が低いです。
先ほど説明した通り、ほとんどの脱毛機器では毛根のメラニン色素に反応させて照射する為、毛が薄い部分には効果が弱いのです。
その為、産毛なども脱毛したい場合には回数が多くなってしまいます。
部位別の平均脱毛回数は以下の通りです。
脱毛サロン・クリニック 【部位別】必要施術回数(約)
部位 | 脱毛サロン(光脱毛) | 脱毛クリニック(レーザー脱毛) |
顔 | 15〜20回 | 5〜10回 |
ワキ | 12〜15回 | 3〜6回 |
腕 | 12〜15回 | 3〜6回 |
胸 腹 背中 | 15〜20回 | 5〜10回 |
V | 12〜15回 | 3〜6回 |
I O | 15〜20回 | 5〜10回 |
足 | 12〜15回 | 3〜6回 |
上記の回数を参考にサロンでは12回パック、クリニックでは5回パックなどで料金が設定されています。
脱毛の施術回数が多くなってしまうやってはいけない事
下記の内容をしてしまうと、脱毛の施術回数を増やすことになってしまいます。
施術回数を増やす原因
肌のケアをしない
毛をワックスやピンセットなどで抜く
毛周期を無視して施術する
こちらも一つずつ解説していきます。
肌のケアをしない
肌が乾燥していたり、荒れた状態を放置してはいけません。
肌が荒れた状態で施術に行くと、肌へ負担を与えてしまう為、脱毛機器の出力を下げる必要があります。
出力を下げると効果も減ってしまう為、結果的に脱毛完了までの回数が増えてしまうのです。
肌の状態がひどいと施術不可となってしまい、回数を一回分無駄にしてしまう可能性もあるので、肌の保湿ケアなどはしっかり行うようにしましょう。
肌のケア方法については下記の記事で見る事ができますよ。
>>脱毛後の正しい肌反応と正しい肌のケア方法【注意点も紹介】
毛をワックスやピンセットなどで抜く
脱毛期間中は無理に毛をぬいてはいけません。
毛を抜くと毛根に負担をかけ、毛周期が変わってしまいます。
毛周期が変わると、成長期になるはずだった毛が照射するタイミングで無くなってしまい、脱毛効果を得られなくなってしまうのです。
それだけではなく、毛根にダメージを与えてると肌が炎症する原因にもなってしまう為、脱毛期間中は毛を抜く行為はやめましょう。
毛周期を無視して施術する
早く脱毛を完了させたくても毛周期を無視して施術してはだめです。
表面上は毛が抜け落ちていきますが、脱毛効果を得られていないのでまた生えてきます。
その結果、脱毛回数を増やしてしまうので、毛周期に合わせた施術が必要です。
脱毛回数を少なく脱毛する方法
施術回数を最低限に抑える方法は下記の2点です。
施術回数を最低回数で脱毛する方法
痛みに耐えられない施術方法を選ばない
通う間隔を毛周期に合わせる
こちらについても一つずつ解説していきます。
痛みに耐えられない施術方法を選ばない
痛みに耐えられるか不安な場合には、痛みが少ない脱毛機器を選ぶようにするか、有料ですが、麻酔を依頼して施術しましょう。
痛みに耐えられない為、出力を下げて施術する事がよく起こります。
出力を下げればもちろん脱毛効果が減り、施術回数を増やす原因となってしまいます。
最近では痛みの少ないレーザー脱毛や光脱毛がある為、痛みに不安がある方はそういった機器を選ぶとよいでしょう。
脱毛機器別 痛み比較表
種類 | 痛さ | |
脱毛クリニック
(レーザー脱毛) |
ダイオードレーザー | ○ ほとんど痛みがない |
アレキサンドライトレーザー | △ やや痛みをともなう | |
ヤグレーザー | × 痛みをともなう | |
脱毛サロン
(光脱毛) |
SHR | ○ ほとんど痛みがない |
SSC | △ やや痛みをともなう | |
SPL | × 痛みをともなう |
痛みが不安な方はダイオードレーザーやSHR脱毛を選ぶと良いですよ。
ちなみにSHR脱毛を採用している脱毛サロンについては下記の記事で見る事ができますよ。
>>人気おすすめ脱毛サロンの値段や効果を徹底比較【2021年最新版】
通う間隔を毛周期に合わせる
通う間隔を毛周期に合わせることにより、一番効率よく脱毛を完了させる事ができます。
先ほど説明した通り、成長期の毛根にしか効果が少ないためです。
部位にもよりますが、平均して約2ヶ月間、間隔をあけて通うのが毛周期に適しているとされています。
間隔を気にしなくても良い解決策については下記の記事で見る事ができますよ。
>>脱毛するのに一番効果の高い間隔とは【気にせず通える解決策】
まとめ:施術回数を少なくするには、脱毛のプランをしっかり作る事が大事
今回は脱毛の施術回数について解説しました。
脱毛を完了させるためには、最低限の施術回数が必要になります。
その回数を増やさないことに着眼点を置いて、脱毛のプランをたてることにより、回数を減らし安く済ませることができるのです。
自分の生活スタイルと向きあって、通いやすい脱毛サロン・クリニックを選ぶようにしましょう。
以上です。
ちなみに回数別の安いサロンやクリニックが知りたい方は下記の記事で見る事ができますよ。